テストが終わると必ず耳にする言葉として

「わかっていたのに（できていたのに）ミスで落としました」

ミスをミスで終わらせていては改善ができません。

ケアレスミスをなくす方法はただ一つしかありません。

たくさんミスをして、その経験を大事にすること

です。


ミスはだれでも最初はします。それを最初から防ぐのではなくて、どんどん問題を解いてミスをし、その時になんでミスをしたかを確認をしてそれを繰り返さないことが大事なのです。

テストや入試では「これはみんなミスするだろう・引っかかるだろう」という問題を交ぜながら出題されます。

例えば、文章題の中に　m　と　km　を混在させていたりします。おそらく何割かの生徒はそこで引っかかって間違うでしょう。

計算問題でも、いろいろミスを誘うパターンがあります。

あらかじめ間違い易い問題をたくさん解いて、まちがったらなぜ間違ったかを考える。この経験を蓄積することが何より重要となってきます。

簡単に習得できるものではありませんが、継続して取り組んでいくことで「ミスを繰り返さない」能力が身についてくると思います。

実際に高得点をとる成績上位者もテスト勉強の序盤のワークやプリントを見ると間違いだらけミスだらけです。そこからの徹底的に演習や直しを繰り返す中で、

またこのパターンに引っかかった！！！　　　　　とか

このつづりいつも間違えて書いてしまうな！！！　　　とか

間違いやミスのパターンを自分で見つけている経験をしたくさんして、それを意識しながら演習を繰り返していくことが結果として高得点につながっているように感じます。